個人事業主やフリーランスの退職金が貰える制度の小規模企業共済について
個人事業主やフリーランスでも退職金がもらえる制度があるのはご存知でしょうか?個人事業主やフリーランスは会社に属していないので退職金がもらえない。フリーランスでも自分で会社を起業しているので退職金はもらえないと思っていませんか?実はフリーランスでも退職金がもらえる制度があるんです。税金対策にもなるのでかなりお勧めです。
おすすめライフログ LIFELOG(@osusume_life)のかずのりです。
フリーランス15年以上の現役エンジニアです。
現在、コロナの影響で自宅で作業中のノマドワーカーです。
こんな人に読んでもらいたい
目次
フリーランスでも貰える退職金とは?
私もフリーランスを15年以上経験している
大ベテランのフリーランスです。(笑
以前、私の税理士さんから教えて頂いた
退職金制度についてご紹介します。
※私はこの制度を使ってだけでその組織とは一切関係ありません。
この制度を使うと税金対策にもなりますし
お金がないときに引き落とせるのでやってみて損は
ありません。
正直、一番稼いでいるときに教えて頂きたかったぐらいです。
早速、退職金が貰える制度とは
「小規模企業共済」
この制度知ってました?
税金対策にもなるので私もこの制度を活用しています。
運営会社:独立行政法人 中小企業基盤整備機構
公式サイト:https://www.smrj.go.jp/kyosai/skyosai/index.html
概要:小規模企業の経営者や役員の方が、廃業や退職時の生活資金などのために積み立てる「小規模企業共済制度」。掛金が全額所得控除できるなどの税制メリットに加え、事業資金の借入れもできる、おトクで安心な小規模企業の経営者のための「退職金制度」です。
小規模企業共済について調べてみた
私も使っている制度ですが公式ページを見たことがなかったので
今回、いろいろと調べてみました。
小規模企業共済とはどういう制度なのか?
小規模の経営者や役員、個人事業主が対象の積み立てによる退職金制度。
平たくいうと、毎月の報酬から自分で決めた金額を貯金していく制度です。
私の場合は、1年間前払いで約60万円程、積み立てています。
小規模と書いてありますがどれくらいの人数なんでしょうか?
中小企業基盤整備機構の公式動画では下記の通り定義
- 常勤従業員が20名以下
- 商業、サービス業(宿泊業、娯楽業を除く)5名以下
最大いくらまで積み立てができるのか?
公式サイトにもいくらまでという数字は書いてなかったのですが「満期」「満額」はなしだそうです。
小規模企業共済のメリットやデメリット
どんな制度でもメリットがあればデメリットもあるはずです。
メリットは公式サイトでも記述されていますが、デメリットについて私なりに考察してきます。
メリット
- 確定申告の際に課税対象から積み立てした全金額が税金から控除できる
- 共済金は、退職・廃業時に受け取り可能
- 積み立てした金額以内で事業資金の貸付制度の利用可能
一番の魅力はやはり節税でしょう。
掛け金は最大7万円ですが掛け金によって節税できる割合も異なるので最大7万円で積み立てするこをお勧めします。
デメリット
そんな美味しい話にはかならず裏があります。
私なりに考察してみました。
- フリーランスで仕事がない場合でも積み立てしないといけない
- 退職金の受け取る場合に3種類の受け取り方法がありそれぞれ金額が違う
- 退職金なので確定申告のときに税金を多少なりとも支払う必要がある
退職金には「所得税」「住民税」がかかります。
そのため、積み立てた全額が貰える訳でもありません。
この制度を使うと毎年の確定申告時の節税にはなるが、
退職金をもらう場合、多少、税金がかかるとういことだけご注意ください
まとめ
フリーランスや起業しても退職金が貰える制度は素直に嬉しいです。
さらに税金対策もできるので未加入の方は検討してみても良いかもしれません。
ちなみに私も加入して3年ぐらい経ちます。
お金を積み立てする際に納める金額が高いのでいつもドキドキしてます。
本当に働けなくなったら退職金をもらおうと思ってます。
今日はここまで!